毎日紫外線を浴びるより2日に一度の方が日焼けする?
2018年10月25日に「Cell Press」オンラインに面白い記事が掲載されていましたのでご紹介します。
紫外線をマウスとヒトの皮膚細胞に一定の間隔で照射した場合のメラニン色素の生成量を研究した論文なのですが、なんと24時間に一度紫外線を浴びるより、48間に一度紫外線を浴びる方がメラニン色素が大量に発生したという結果なんです。
Cell Press の記事↓
UV-Protection Timer Controls Linkage between Stress and Pigmentation Skin Protection Systems
https://www.cell.com/molecular-cell/fulltext/S1097-2765(18)30793-7
当然、浴びないほうがメラニン色素の生成は少ないのですが、結果だけを見ると、
メラニン色素の生成量
【 少ない 紫外線照射無し → 24時間に一度(2回) → 48時間に一度 多い 】
と言う結果になったのだとか。
俄には信じることが出来ませんが、これが本当だとすると、たまに紫外線を浴びる方が日焼けしやすいということに…
(分かりやすいイラストが掲載されていますので、お時間がある方は記事にアクセスしてみて下さい。)
メラニン色素の生成サイクルが48時間ではないかという結論なので、これをどうUVケアに活かしていくかというのはこれからなのでしょうが、このような研究があって初めて美容業界が進歩しているのだなと思うとなんだか頭が下がる思いです。
夜勤などで2日に一度しか紫外線を浴びないという方は、休日に散歩するなどしてみると良いかもしれませんね。
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